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中小企業診断士を知ることのできる本 その1 「診断士ギョーカイ用語辞典150」

 中小企業診断士を知ることのできる本を紹介します。
診断士ギョーカイ用語辞典150-ストーリーで読む」
出版社:同友館
著者:福島正人、黒川如、木伏源太
定価:1,800円+税
 

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1.概要
中小企業診断士について書かれた本はたくさん出版されています。
その中でも、「診断士ギョーカイ用語辞典150」は、用語の解説として書かれている内容が形式的なものでなく、赤裸々に書かれている本です。
2009年10月に出版されてた本ですが、今現在(2019年)でも、参考なる内容です。ストーリーの部分は、古く感じません。(登場する制度は、当時のものですが、これは仕方がありません。歴史的な資料としましょう。)
基本的な用語は一通り載っていて、解説されています。掲載されている用語は、中小企業診断士として1年くらい活動すると一通り抑えられるモノです。
 
2.2つの特徴と、この本をおすすめする理由
この本の特徴のひとつは、ストーリー+用語辞典になっているところです。ストーリーにでてきた用語を、その後のページで解説するという構成になっています。
もう一つの特徴は、用語の解説にやや毒づいていることです。読んででドキッとするくらいド直球で書かれている部分があります。この2つめの特徴が、私がこの本を進める理由です。
 
3.おすすめしたい読者
Amazonレビューでは、下記のような評価もありますが、評価した人は、他の中小企業診断士について書かれた本を多く読まれている方なのかもしれません。

ギョーカイ用語と謳われている用語も、
多くが一般的な用語とその説明であり、
この本でなければ得られないような情報はなく、
期待外れでした。

(アマゾンレビューより)

私が、この本をおすすめする読者は、「中小企業診断士試験に合格したばかりの人(未登録)」です。
内容は、東京の協会が舞台になっていると思われるので、地方では、事情が異なることがある前提で読まれることが必要です。
 
4.ストーリは、まるで預言書
この本のストーリーは、きちんと絞り込まれています。
中小企業診断士試験に合格したばかりの人(未登録)にとっては、今後、1年から3年くらいの間に起こることが預言書のように書かれていることでしょう。
逆に、すでに、中小企業診断士として3年以上活動している人が読むと、自分の活動を振り返ることになるでしょう。
 
 

 

著者に並んでいる名前を見ると、すごいメンツがそろっています。著者の一人の木伏源太さんは、中小企業診断士シンポジウムの運営にも参加しています。

marco-p.hatenablog.com

 

 
 
 

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