中小企業診断士になるためは、中小企業診断士第1次試験合格後に、中小企業診断士第2次試験を突破し、実務補習・実務従事を修了することが必要ですが、2次試験と実務補習・実務従事が免除される手段があります。それが養成課程です。正式名称は「中小企業診断士養成課程」です。
1.養成課程とは
養成課程は、「中小企業大学校東京校」か「登録養成機関」が運営しています。養成課程において、中小企業庁の示すガイドラインに基づいたカリキュラムを修了することにより、「2次試験の合格」及び「診断実習」が免除されます。
中小企業庁の示すガイドラインに基づいたカリキュラムでは、下記の2つの能力を修得したことを確認します。
養成課程は、「中小企業大学校東京校」か「登録養成機関」が運営しています。養成課程において、中小企業庁の示すガイドラインに基づいたカリキュラムを修了することにより、「2次試験の合格」及び「診断実習」が免除されます。
中小企業庁の示すガイドラインに基づいたカリキュラムでは、下記の2つの能力を修得したことを確認します。
・中小企業診断士となるのに必要な学識の応用能力
・中小企業診断士となるのに必要な実務能力(出所:受講生の修得水準審査要領 より抜粋)
2.養成課程を受講したから必ず中小企業診断士になれるわけではない
養成課程を受講しただけでは、中小企業診断士になれるわけではありません。養成課程を受講し、5つ以上の企業診断実習を行い、上記に示した能力について修得水準を満たしていることが認められることが必要です。その審査では、出席状況や受講態度も対象となります。
養成課程を受講しただけでは、中小企業診断士になれるわけではありません。養成課程を受講し、5つ以上の企業診断実習を行い、上記に示した能力について修得水準を満たしていることが認められることが必要です。その審査では、出席状況や受講態度も対象となります。
そして、企業診断実習はスパルタだと伝え聞きます。
3.養成課程の2つの壁
1つはお金。養成課程を受講するためには、100万円以上のお金がかかります。2つ目の壁は時間です。全日制の養成課程を受講する場合、通っている期間は仕事ができないので、収入がゼロになるため、経済的にはさらにきつくなります。
1つはお金。養成課程を受講するためには、100万円以上のお金がかかります。2つ目の壁は時間です。全日制の養成課程を受講する場合、通っている期間は仕事ができないので、収入がゼロになるため、経済的にはさらにきつくなります。
4.養成課程その後
ネットの噂では「養成課程」の出身者を「妖精さん」とバカにする風潮があるというものがありますが、そのようなことを実際に見たことはありません。
中小企業診断士活動1年目では、養成課程出身者の方が、5つの企業で診断を実習している分、場数を踏んでいるのでたくましく見えるくらいです。
ネットの噂では「養成課程」の出身者を「妖精さん」とバカにする風潮があるというものがありますが、そのようなことを実際に見たことはありません。
中小企業診断士活動1年目では、養成課程出身者の方が、5つの企業で診断を実習している分、場数を踏んでいるのでたくましく見えるくらいです。
中小企業診断士になる道は2つあります。手段にこだわりすぎずに、視野を広く持ち戦略的に歩みましょう。登録後が本番です。
養成課程の関連リンク
・中小企業診断士へ至る2つの道
・養成課程とは
・神秘のベールにつつまれた養成課程
・養成課程に入ると何が起きるのか分かる本
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