中小企業診断士ウォッチャーのここだけのお話

中小企業診断士に関することをお伝えするブログです。 特に、中小企業診断士として登録後の世界を中心に書いていきます。中小企業診断士について知っていただければ幸いです。他に、中小企業診断士業界に関する知識や情報、話題や豆知識などを書いていきます。

MENU

中小企業診断士の独立 その1 現職の収入の高さがダメージの高さになる

中小企業診断士になったので、中小企業診断士として独立したらどうなるのかと、多くの人が考えます。
独立という行為が、人生のはじめての経験の人が大半です。そんな、中小企業診断士の独立の際に考えるべき話を書きました。
 

現職の収入の高さがダメージの高さになる

 
1.収入の落差と覚悟の度合い
中小企業診断士として独立すると、誰でも、中小企業診断士0年生になります。0年生ということは、収入も0になるということです。
この時に問題になるのは、元の収入の額との落差です。
清水の舞台から飛び降りるという言葉がありますが、独立する人の元の収入が低い場合、2階から庭に飛び降りるような覚悟だとすると、元の収入が高い人はタワーマンションの公開層から飛び降りるような覚悟になります。
でも、それは相対的なものであって、2階から飛び降りるのも、高層階から飛び降りるのも実は同じと私は考えます。
 
2.収入のゼロのダメージ
収入のゼロの苦しさは、一度味わうとわかります。毎月あった給与がゼロになるだけでなく、出費がゼロになるわけではないので、家計は赤字になります。
生活水準を下げることは難しく、出費を減らすことは難しいです。家族がいる場合はなおさらです。
毎月入ってきたものが入ってこないこと、合わせて減り続ける預金額を目の当たりにしたときの心理的ダメージは想像を越えます。
 
3.ずっとゼロではない
中小企業診断士として活動を開始して、仕事が回り始めると収入も増え始めます。すると、収入のゼロのダメージが続くわけではありません。
 
4.独立は計画的に
収入のゼロのダメージは体験しないとわかりません。心がヒリヒリします。中小企業診断士としての独立には、いろいろなバターンがあります。中小企業診断士として登録してすぐ独立する人、しばらくは従来の仕事をして独立する人、定年を待って独立をする人などさまざまです。
正解があるわけではありません。独立を考えるときには、落ち着いて、戦略を立て、長期的な視点で計画を立ててみましょう。見えてくるものがあります。中小企業診断士として身に着けたスキルを、まずは、自分のために使ってみてはいかがでしょうか?
 
 
 

\ 応援ありがとうございます /

にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ

ブログランキングに参加しています。上のバナーをクリックしていただけると励みになります。