2019年11月6日、東京ガーデンパレスにて、「中小企業経営診断シンポジウム」が開催されました。その中の基調講演について書きました。
１．基調講演「町工場の世界制覇戦略～「江戸っ子１号」を世界の海へ～
皆さんは、「江戸っ子１号」を御存じでしょうか？「まいど１号」は有名ですね。東大阪の中小企業がモジュールの製作に協力した衛生で、宇宙に打ち上げられました。
「江戸っ子１号」は、深海探査機です。産官学金連携プロジェクトとして、東京都・千葉県の中小企業と、大学、研究所、信用金庫、支援企業、ボランティアなどが協力し、共同開発した深海探査機です。大阪は宇宙へ、東京は深海へという構図です。
共同開発後、岡本硝子が開発から販売までを事業として手がけました。その岡本硝子の社長の岡本毅さんが基調講演をされました。
１．基調講演「町工場の世界制覇戦略～「江戸っ子１号」を世界の海へ～
皆さんは、「江戸っ子１号」を御存じでしょうか？「まいど１号」は有名ですね。東大阪の中小企業がモジュールの製作に協力した衛生で、宇宙に打ち上げられました。
「江戸っ子１号」は、深海探査機です。産官学金連携プロジェクトとして、東京都・千葉県の中小企業と、大学、研究所、信用金庫、支援企業、ボランティアなどが協力し、共同開発した深海探査機です。大阪は宇宙へ、東京は深海へという構図です。
共同開発後、岡本硝子が開発から販売までを事業として手がけました。その岡本硝子の社長の岡本毅さんが基調講演をされました。
２．岡本硝子社長の岡本毅さんの基調講演
岡本硝子社長の岡本毅さんの基調講演は、中小企業診断士にとって、示唆に富むものでした。岡本毅さんは父親の会社を引き継いだ2代目です。
前職はなんと、埼玉県警の刑事部長です。刑事部長として7000人の部下を持っていましたが、お父様の急死により、中小企業の社長になる決断をしました。
その後の苦労は大変で、職種が全く違うので、お辞儀の仕方、自然な笑顔を仕方を夜な夜な奥様の前で練習することもしたそうです。
突然、中小企業の社長となりましたが、前職での経験を活かして、冷静な判断を行い数度の震災を乗り越えた話も大変興味深かったです。
全体を通して、単純な成功物語ではなく、試行錯誤を繰り返し、さまざまな危機を乗り越える姿は圧巻でした。しかし、その話をする岡本社長の語り口は優しさと真面目さが伝わってきました。
岡本硝子社長の岡本毅さんの基調講演は、中小企業診断士にとって、示唆に富むものでした。岡本毅さんは父親の会社を引き継いだ2代目です。
前職はなんと、埼玉県警の刑事部長です。刑事部長として7000人の部下を持っていましたが、お父様の急死により、中小企業の社長になる決断をしました。
その後の苦労は大変で、職種が全く違うので、お辞儀の仕方、自然な笑顔を仕方を夜な夜な奥様の前で練習することもしたそうです。
突然、中小企業の社長となりましたが、前職での経験を活かして、冷静な判断を行い数度の震災を乗り越えた話も大変興味深かったです。
全体を通して、単純な成功物語ではなく、試行錯誤を繰り返し、さまざまな危機を乗り越える姿は圧巻でした。しかし、その話をする岡本社長の語り口は優しさと真面目さが伝わってきました。
３．なんと！ウェブでも一部が読めます
基調講演の一部は、財界研究所が出版している「財界」に連載された内容に見ることができます。そして、その連載の内容は、下記のページにあるPDFへのリンクからも読めます。
基調講演の一部は、財界研究所が出版している「財界」に連載された内容に見ることができます。そして、その連載の内容は、下記のページにあるPDFへのリンクからも読めます。
シンポジウムに参加できなかった方は一読してみてはいかがでしょうか？
基調講演で直接聞く方が盛りだくさんの内容でしたが、文章で読んでみても、得るものが多いです。
中小企業経営診断シンポジウムの午前中が基調講演で、午後は、3つの分科会に分かれました。
「中小企業経営診断シンポジウム」シリーズ
・中小企業経営診断シンポジウム
・中小企業経営診断シンポジウム 2019
・レポート１「基調講演 岡本硝子社長 岡本毅氏」
・レポート２「当日の様子」
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