中小企業診断士ウォッチャーのここだけのお話

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実務補習 昔のツールその1 OHPとガリ版

中小企業診断士の歴史は長いです。中小企業診断士の活動をしていると世代を超えた交流があって、昔の話を聞くことができます。
 

1.パソコンと実務補習

実務補習でパソコンは欠かせません。財務諸表の分析のための計算だけでなく、報告書をワードで作り、報告会のためにパワーポイントで投影資料を作ります。
実務補習で全員がノートパソコンを持ち寄って作業をする風景は、今では当たり前ですが、二十数年前は一個人がノートパソコンを持っているのは珍しいことでした。
 

2.電卓と手書きの実務補習

昔は、どうしていたのか?と疑問に思って、診断士歴の長い人に聞いたことがあります。
パソコンなしでどうするのか?答えは至極当たり前のことですが、「電卓」と「手書き」ということでした。
計算は電卓、報告書の文章とグラフや表は手書きです。定規や三角定規、分度器やコンパスを持ち寄ったとのことです。
 

3.OHPと模造紙

OHPを御存じでしょうか?OHPはオーバーヘッドプロジェクターのことです。といわれても知らない世代の人もいるかもしれません。
OHPは、現在のプロジェクターの前に使われていた資料を投影するための装置です。投影するものは、透明なフィルムに手書きで書いたものです。
あとは、模造紙も使ったとのことです。
 

4.ガリ版

パソコンが普及していないということはプリンタもない状態です。さらに、コピー機も使えないということで、報告書を複製するためにガリ版を使っていたとのことです。ガリ版を御存じでしょうか?正式名称は、謄写版。原稿を鉄やすり版の上で鉄筆で削り、削った部分がインクを通すようになり、紙の上にその原稿を乗せ、その上からインクを塗ると、紙に原稿に書いた内容が映るというものです。
 

5.時代に合った実務補習

昔と比べ、今は報告内容に集中できます。誤字脱字の修正も楽にできます。パソコンの操作が苦手という人もいると思いますが、時代に合ったツールを使った実務補習をがんばってください。
 

6.OHPとガリ版の時代は30年くらい前(1989年?)の世代

中小企業診断士歴の25年のベテラン診断士に、「昔は、OHPとかガリ版だったんですよね?」と確認したところ、「それは、30年くらいの前の話。我々の時代はワープロだ!」と怒られました。「コピー機はあったんですか?」と確認したところ、コピー機は使ったとのことした。
 
 
パソコンが苦手なひとは、仲間に助けてもらいましょう。
 
 

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 作成日:2019年11月13日

更新日:2019年11月20日