中小企業診断士ウォッチャーのここだけのお話

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自ら箸をとれ

中小企業診断士として独立を考えた時の悩みのひとつに、「どうしたら仕事を得ることができるのか?」があります。
 

自ら箸をとれ


 
 

1.悩み

独立を考えるとき、次のように嘆いていないでしょうか?
 
大いに仕事をしたいのに、頼れる人がいないとか、応援してくれる人がいない、見てくれる人がいない
(引用元:「現代語訳論語と算盤」の第2章「立志と学問」より)
 
これは、中小企業診断士の独立を考えている人の言葉ではなく、渋沢栄一さんの「論語と算盤」に書かれている青年の悩みです。
 

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論語と算盤
 
苦労して、中小企業診断士の資格を取ったので、何か見返りがあるはずと思っていたのに、仕事が簡単には得られないと感じて嘆く人に、この青年の悩みと同じモノを感じます。
 

2.仕事はある、自ら箸をとれ

中小企業診断士の活動をしばらくしていると、仕事が結構あることに気づきます。実際に、仕事を頼みたいと考えている先輩や機関が存在します。その先輩や機関の担当者が考えていることが、「論語と算盤」に書かれています。
人材登用のお膳立てをして、われわれは待っているのだが、(...略...)それを口に運んでやるほど、先輩や世の中はヒマではないのだ(...略...)「何かひとつ仕事をしてやろう」とする者は、自分で箸を取らなければダメなのだ。
(引用元:「現代語訳論語と算盤」の第2章「立志と学問」より)
 

3.論語と算盤

中小企業診断士として歩み続ければ見えてくるものがあります。
渋沢栄一さんの「論語と算盤」は、中小企業診断士の独立にまつわる示唆に富んでいる話が多く書かれています。中小企業診断士として独立を考えている人は一読してみてはいかがでしょうか?
 
 

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