中小企業診断士の活動をはじめると、所属協会や先輩診断士からお仕事のお話をいただくことがあります。でも、昔は違っていたというお話です。
0.補足
「組織は戦略に従う」(アルフレッド・D・チャンドラー)という言葉がありますが、
環境の変化に対応できるように、新しい戦略を持つ新しいカタチの組織が生まれます。
「中小企業診断士の沿革」(下記の動画)を見てみると、診断士の在り方自体が変化しています。その変化に合わせて生まれた新世代とそれまでの新世代だった世代が、同じ組織の中に存在することで、その組織自体を変えてきたんだと思います。
3分でわかる『中小企業診断士の歴史③「中小企業診断士の沿革」』
1.新人は競合相手
ベテラン診断士から聞いた話では、昔は、今のように診断士の仕事は多くなく、奪い合いの状態で、新人は競合相手としてみなされていた時代があったそうです。
今は、新人をウェルカム状態で受け入れてくれますが、昔は、ライバルとして見られて、排他的な雰囲気があったといいます。今では、信じられない話です。
今は、新人をウェルカム状態で受け入れてくれますが、昔は、ライバルとして見られて、排他的な雰囲気があったといいます。今では、信じられない話です。
2.新人の対抗策
では、新人の中小企業診断士はどうしていたのか?
その排他的な状況を受験期間から知っていた一部の診断士は、自らブログを立て、自らをブランディングして、横のつながりを構築することで、登録後にすぐに自ら顧客を開拓していたという話を聞いたことがあります。
その排他的な状況を受験期間から知っていた一部の診断士は、自らブログを立て、自らをブランディングして、横のつながりを構築することで、登録後にすぐに自ら顧客を開拓していたという話を聞いたことがあります。
3.ハンドルネームを持つ者
私のイメージでは、ハンドルネームを持っている中小企業診断士の方たちがその時代に、自ら旗を立て、自立した世代です。
私が海賊診断士と呼ぶ人たちの原型がここにあります。
私が海賊診断士と呼ぶ人たちの原型がここにあります。
4.今の状況はあたりまえではない
今の状況は、協会や先輩診断士たちが努力して、仕事のインフラを整えた結果なのです。この現在の状況に対して不満を言う人がいますが、昔のことを少しでも知っていただきたいと思っています。
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更新日:2020年4月7日