中小企業診断士の基礎スキルの一つに「話す」がありますが、中小企業診断士の仕事をしていて思うのは、「中小企業診断士ってお話する職業だなぁ」ということです。というお話です。
1.実務補習では、あまり「話す」機会がない
実務補習では、4人から6人で1グループを作り、1つの企業に足して経営診断を実施します。その中で、社長や従業員の方からヒアリングを行いますが、1人の中小企業診断士がじっくりお話する時間はありません。事前に用意したヒアリング内容を聴くことで精いっぱいになります。そして、最後の報告会ではプレゼン形式での発表になるので「お話」するという感じではありません。
でも、中小企業診断士の実務では、とても「話す」ことが必要です。
2.経営支援の現場では、「話す」
経営支援の現場では、1人で企業を訪問して、ヒアリングや相談、提案や報告を行います。社長や従業員の方と対面で1時間から2時間、場合によっては7時間ほどお話します。事前に準備した内容はありますが、一方的に話すのではありません。時には、相手からの質問に応じで内容を追加することもあります。
3.1時間~8時間も話せるの!?
1時間~8時間も話せます。時には、時間が足りないと思うくらいです。相手に伝えたいことは山ほどあります。その中で、相手に伝わるように、理解できるように、納得できるように、受け入れてもらえるように事前に準備をして、限られた時間の中で話すのが中小企業診断士なのです。
中小企業診断士の中には、中小企業診断士の業務をきっかけに、落語に興味をもち、落語家といて活動するひともいらっしゃいます。中小企業診断士は「お話する職業」なのです。
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