中小企業診断士の実務補習は、経歴、勤め先、役職、年齢、性格などが異なる人々が交わる場所です。まさに、人間交差点です。そこでは、さまざまな人間ドラマが起こります。というお話です。
1.極限の場
実務補習は単なる研修の場ではありません。クライアント企業は実際の業務を行っているリアルです。そして、先輩診断士が指導員として立ち会います。慣れない初めての作業であり、全力を絞り出す場では、普段の仕事をこなすときのクセがでてきます。
2.クセが抜けない
だいたいの人が、今まで生きてきた時間の中のうち「働いてる時間」がもっとも多く占めることでしょう。いままで、歩んできた職業人生によってクセが付いていることに気が付くことはあまりありません。しかし、実務補習という人間交差点に立つと、参加者それぞれのクセが見えてきます。見えるというより体感するという方が正しいかもしれません。
3.でも、自分のクセには気が付かない
他人のクセはすぐ気が付きます。しかし、なんの訓練も受けていないと自分のクセに気が付くのは難しいことです。参加者それぞれが相手のクセに気が付きながらも、自分のクセに気が付くことがなく、誰も自分のクセが制御できない中での混じり合う場では、クセとクセのぶつかり合いが起きます。そこでは、さまざまな人間ドラマが起こります。そして、かけがえのない仲間ができたりもします。
大変なことも多いですが、人生で一度(または3度)のことです。 思う存分味わってください。
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