中小企業診断士ウォッチャーのここだけのお話

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悪シリテーションに要注意

 中小企業診断士の実務補習に効果のある技術としてファシリテーションをお勧めしました。ファシリテーションは議論を交通整理して、コミュニケーションを促進する技術ですが、実は、その反対の技術(悪シリテーション)が存在して巧みに操る人が存在します。というお話です。

1.悪シリテーション

ファシリテーションの逆の効果である、悪シリテーション(読み:あしりてーしょん)は、その人が主張する結論に誘導して、コミュニケーションを硬化させる技術です。この技術は、職業人生の中で自然に身に着ける人もいます。ファシリテーションを名乗り、この技術を使う人もいるので要注意です。見分け方は、その人の笑顔です。悪シリテーションを使う人は笑顔が汚いです。見ると直感でわかる感じです。
 

2.自分の意見をきちんと主張する

実務補習は、経営支援の実践をする場です。そこで、意見が言いずらいので黙っておくという選択はありません。自分の意見はキチンと主張して、議論の場に上げるようにしましょう。そして、議論の結果として合意する結論を互いに見つけましょう。その時の視点は、クライアント企業にとって必要であり効果があることです。
 

3.我々は競争社会の申し子

実務補習に参加する時点で、基礎知識と必要な思考力は身についています。邪魔となるのは、普段自分が仕事で使っている考え方や行動形式です。それらの考え方や行動形式は、競争に勝つためのモノになっています。クセとして身についているので、意識してコントロールしないと自然に出てくるものです。
実務補習には、出世コースを順調に登ってきたエリートの人もいれば、そうじゃない人もいます。エリートタイプの人の中には、自分をコントロールできる人もいますが、攻撃的な人もいるので、要注意です。もし、自分がエリートタイプの人は、自分自身の行動に要注意です。エリートタイプではない人でも、攻撃的な人はいるので、同様に気をつけて対応することが必要です。
 

.競争ではなく響造

実務補習は、勝ち負けを決める競争の場ではありません。頭でわかっていてもクセで出てしまうことがあるので、意識することに越したことはありません。クライアント企業の業績が向上するように課題解決する支援を、中小企業診断士が共に響き合い造り出すということを忘れないようにしてください。
 
中小企業診断士としての第一歩をよりよいものにしましょう!
 
 

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