中小企業診断士として活動をはじめて、1年目に求められることは、試験勉強を通して身に着けた知識とスキルで、それを活かす場があります。というお話です。
1.MBAホルダーあるある?
「世界の経営学者はいま何を考えているのか」を読んでいて、下記のようなことが書かれていました。
MBAホルダーの多くが、ビジネススクールの授業で学んだことを実務ではあまり使わず、以前と変わらず自分の経験や勘、あるいはコンサルティング会社の意見を重視し、経営学的に正しくない意思決定をしていまう
引用「世界の経営学者はいま何を考えているのか」より
気を抜くと、慣れた行動パターン・思考パターンにはなってしまうことはあるので、そういうこともあるのかと思いましたが、中小企業診断士界隈では、こういうことは聞かないとも同時に思いました。
2.中小企業診断士のやることは試験で身に着けたこと
考えてみると、中小企業診断士が経営支援でやることは、中小企業診断士試験で形成されたパターンが主となり、そこに「自分の経験や勘」が添加されるような形です。
1年目に研修や講演で求められることも、執筆で求められることも、中小企業診断士試験で得た知識とスキルが多いです。逆に、「自分の経験や勘」はを1年目では求められることは少ないです。
1年目に研修や講演で求められることも、執筆で求められることも、中小企業診断士試験で得た知識とスキルが多いです。逆に、「自分の経験や勘」はを1年目では求められることは少ないです。
3.MBAと中小企業診断士の違い
MBAと中小企業診断士は比べられることがありますが、違いのひとつとして、試験制度のあとに、その知識を活用する場があることだと改めて思いました。コンサルファームなどに入れば、コンサルティング会社の意見を重視しなくてはいけなくなるのは、MBAホルダーでも中小企業診断士でも同じであることは想像に難くないです。
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