最近、目につくようになったSDGs。名前だけでも知っている人は多いのではないでしょうか?中小企業にとって、SDGsは他人事ではありません。というお話です。
1.SDGsの必要性
SDGsとは、「持続可能な開発目標」のことです。このままで、開発を進めていては、今の社会を持続することが難しい状態です。今の社会を持続するためには、世界のひとりひとりが問題解決のために取り組むことが必要なのです。
2.SDGsと中小企業
今の社会を維持するために、世界のひとりひとりが問題解決のために取り組むことが必要である状況で、中小企業が他人事であるわけがありません。ただ、生活をしている人も環境に負荷をかけていたり、社会問題の一因であったりしますが、収益事業をしている中小企業は、より環境に負荷をかけていたり、社会問題を発生させる一因であったりもします。
3.国もSDGsの達成のために旗を振る
SDGsを達成するためには、世界各国がそれぞれ努力事が必要です。日本もSDGs関連予算を組んで取り組んでいます。日本以外の国でもそれぞれが努力していて、その動きが回りまわって、グローバル企業が取引先にも同様の努力を求める動きが見られます。今後、その動きは最終的に中小企業にも届くことが考えられます。
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kankyo/teian/sdgs_kanrenyosan/pdf/sankou.pdf
4.SDGsの普及
SDGsについては、去年あたりから、目につくようになったと思う方は多いのではないでしょうか?SDGs自体は、2015年に採択されました。皆さんが目にするロゴの日本語版の作成には広告代理店の博報堂が関係しています。博報堂と国連広報センターが協力して作っています。
また、去年あたりから広告代理店や吉本興業がSDGsの普及に一役かっています。
5.中小企業診断士の役割
中小企業診断士の役割として、中小企業にSDGsの存在を知らせることと、SDGsについての取り組みを推奨し、その取り組みを企業のアイデンティティに取り込むことで、今後想定されるリスクを回避することを促すことがあります。リスクの回避だけでなく、環境問題に取り組んでいることが、グローバル企業との取引のきっかけになることも実際にあります。
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