中小企業診断士としてのノウハウは人に溜まっています。なので、先輩診断士からの学べることは、たくさんあります。でも、学ぶときのコツがあります。というお話です。
1.中小企業診断士のノウハウは人に溜まる
中小企業診断士の活動は多岐にわたり、すべてを学ぶことは不可能と言っても大袈裟ではありません。活動の種類ごとにノウハウも存在していて、しかも、人に溜まっているのが実情です。そのノウハウの中には口伝的に伝えられているモノもあります。
2.先輩診断士から学ぶときの注意点
先輩診断士は、自分自身が先輩診断士から教わっているので、同じように後輩診断士に、さまざまなノウハウを伝えようとします。でも、それが、自分に適したものでない場合があります。例えば、自分が活動したいジャンルではない話は、なかなか頭に入ってきません。また、成功事例は、その人自身の能力や努力によって成り立っていることがあって、誰でもマネできるモノではないので、話を聞いてもすぐに活用できるものでない場合があります。
3.成功ではなく失敗の話を聞きだす
特にスタートダッシュの時期は、何が起こるのかさえもわかりません。特に失敗した時に、何がどうして、どうなるかの話がとても役に立ちます。失敗の話を知っていることで、失敗を回避することができます。また、万が一、失敗した場合は、何をすればいいのか、どうなるのかなどを知っていると知らないとでは、対応がまったく違ってきます。失敗の話は、特に書籍にもなっていないので、聞き出す価値があります。
月刊「企業診断」に連載している「診断士な人々」には、さまざまな失敗談を書いているので、読んでみてください。
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作成日:2020年2月21日
更新日:2020年8月24日
更新日:2020年8月24日