中小企業の経営コンサルタントとしての役割を期待されている中小企業診断士の仕事の中で、一番、中小企業診断士らしい仕事です。今回はそのプロセスの中の「課題策定」のお話です。
1.経営に正解はない
経営には、「これが正解!」と言う唯一無二のモノはありません。逆に、経営の正解は色々あると言えます。世界情勢、政治情勢、経済情勢、技術によって変わりますし、その企業を取り巻く環境、社長のコンディションなどによっても変わります。
2.当事者は問題に気がつきにくい
自分自身のことを考えればわかることですが、当事者は、自分の問題に気が付きにくいです。言葉にならない言い訳でしていることも実はあるのではないのでしょうか?それは、経営者も企業も同じです。
3.相手が納得できる課題を
中小企業診断士などのコンサルタントがは、企業に関わる意味は、この「気が付いているけれど、気が付かないこと」を指摘することにあります。
それを、根拠を示して、見えるようにして示すことが、このプロセスで必要なコトがあります。そして、その課題が業績に影響する大きさをキチンと考慮することが重要です。ただ、目についた課題をピックアップすることではないです。
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