「中小企業診断士は営業力がない」とよく耳にします。中小企業診断士と営業のお話です。
1.独立するときの心配事
中小企業診断士として独立するときの心配事に、「仕事を得ることができるのか?」ということがあります。
中小企業診断士になる人は、それまでの職業人生で「営業」をしたことがない人が多いです。
営業をしたことがないので、「仕事をどのように得たらいいのか」わからないので、不安になります。
2.「中小企業診断士は営業力がない」という人たち
それまで「営業」をしたことがない人が多くて、診断士になりたてのときに「仕事がほしいけど、どうしたらいいかわからない」という状態になるので、新人診断士の多くの人が「中小企業診断士は営業力がない」ということを言い出します。
また、それの状況をみて「元営業」の人が、「中小企業診断士は営業力がない」ということを言います。
3.中小企業診断士は営業力がないのか?
私は、中小企業診断士が営業力がないとは思いません。一部の人で営業力が弱い人がいるとは思いますが、それは、その人自身の課題だと考えます。営業がうまくいっているひとは、大きな声では言いません。うまくいっていないひとが、大きな声でいうので、「中小企業診断士は営業力がない」というイメージが強くあると私は考えています。
4.うまくいっている中小企業診断士の特徴
うまくいっている中小企業診断士の特徴は、まさに、「媚びない人」「しなやかな人」「味のある人」にあらわれています。この3つがどう営業につながるのかは、後日、別の記事で書きたいと思います。
5.営業についての知識
中小企業診断士の界隈では、営業に関する知識を得る機会があります。中小企業診断士の中には、現役の営業のスペシャリストの方がいて、営業の神髄について教えてくれたりします。これは、中小企業診断士にならないと得ることが難しいもので、診断士のメリットの一つです。
また、営業について、クライアント企業から聞かれることもあります。その時に、キチンと助言できるように、営業の知識を得て、自分でも実践しておくことをお勧めします。営業についての知識は、中小企業診断士には必須の知識です。
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