中小企業診断士になったら経営支援をやりたいとか、研修講師をやりたいとか、執筆をやりたいとか、やりたい仕事の組み合わせと、「なりたい姿」があると思いますが、実現するためには、キャリアプランを自信で組み立てることが必要です。というお話です。
1.やりたいこと
「やりたいこと」があっても、それが「できる」とは限りません。ここでいうできるは、「能力」のことだけでなく「機会」も含みます。
「能力」が不足している場合は、まず、能力を身に着けることが必要です。能力があっても「機会」がないと、結局は「できない」です。
2.評価されること
「やりたいこと」とは別に、「評価されること」があります。これは、強みと直結していて、当たり前すぎて自分では気が付かないことが多いです。気がついても、「やりたいこと」ではない人が多いです。「せっかく、中小企業診断士を取ったのだから、新しい自分になりたい」と考えてしまいます。
3.自ら舵を取る
中小企業診断士の仕事は、人とのつながりで得ることが多いです。そして、所属しているクラスターによって、回ってくる案件の種類も異なります。そして、その仕事は、その人が「できる」ことがやってきます。その仕事をやればやるほど、評価され、信頼も得ることができて、気が付けばその分野でベテランになります。そして、気が付くと「やりたいこと」ができていない自分に気が付くことになります。そうならないためには、自ら舵を取って、セルフプロデュースを行うことが大切です。
実際に、「研修」の分野でベテランの人が、「もともと、経営支援をやりたかったのに、あまりやったことがない」という事に10年目で、気が付いて、大きく舵を切って、その後、「経営支援」の数を増やしているひともいます。
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