中小企業診断士ウォッチャーのここだけのお話

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悪口の作法

中小企業診断士になると悪口を耳にするようになります。悪口を聞くとき、悪口をいうときには心構えが必要です。悪口の作法としてまとめてみました。というお話です。
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1.悪口は会話の潤滑油

悪口には、「会話の潤滑油」という一面があります。固定概念を変えてくれたり、ストレスを発散したり、悪口と言う後ろめたいことを共有することで関係が深まったりします。
悪口を通して、自分が知っていることについて、違う角度からの情報と違う評価を与えられることで固定概念を変えられることがあります。
権威など、上下関係を感じている関係の上の人たちについて、悪口を聞いたり言ったりすることで、気持ち的に引きずり下ろした気分になったり、言いにくいことをズバッといわれるとストレスが発散したりします。
他の人に聞かれたら困るくらいの表現の悪口を人と話していると、後ろめたさを感じつつ、そんな経験を同時に共有することで話し相手との関係が深まったりします。

2.悪口の本質

悪口は会話の潤滑油という一面がありますが、悪口は、対象となっている人や組織、その組織を大切にしている人達を傷つけるものです。世の中に傷つけていいひとなんていないので、例外はありません。
許されるのは(しょうがないのは)、戦争状態など、関係性が崩れて最後の一線を越えた場合でしょうか?その昔、合戦のとき、意図的に敵の悪口を言いあう詞戦(ことばたたかい)と言うモノがありました。
現在見かける悪口は、戦争までいかないまでも、相手を「敵」として認識した人が発しています。

3.悪口の重さ

最近は、悪口の重さが忘れられているように感じます。テレビや新聞などのメディアでは、「悪口」としか思えない単なる罵声のようなコメントが発信され、共有されています。ネットでは、誰にでも伝えやすい手段が発達して、自分が気に入らない発言をみたら、反射的にその相手を「敵」として、攻撃するように罵声を浴びせることが発生しています。他には「お笑い」の市場が広がることで、考え抜かれたエンターテイメントとして「面白おかしく悪口をいう」という技術が向上しています。テレビやネットを見ると、世の中に悪口が溢れているように見えるので、悪口自体が珍しくないものになって、悪口の重さが忘れられ、気軽なものになっているように感じています。

4.悪口を言わないに越したことはない

悪口は、言わなくていいなら、言わない方がいいです。生きていると、悪口を言いたくなることはわりますが、よくよく考えてみると自分に原因があったり、そもそも避けることができたりすることが多くあります。
中小企業診断士の界隈にある悪口は、そういうモノが多いです。よくよく聞いてみると自己紹介的なモノもあったりするので、発言する時には気をつけたいものです。

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5.悪口を発してもいいとき

悪口を発してもいいときもあります。それは、自身が傷つけられたときです。身体的、精神的、金銭的に被害を被った時は言ってもいいです。そうしないと心が持ちません。でも、悪口をいうと、自身をまたさらに傷つけることになってしまいます。なので、結局、いいことはありません。

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6.悪口を言う羽目になることを避けよう

中小企業診断士の活動をはじめてみると、活動が広がる分だけ、いろいろなことが起こります。その時に、自分に合わない人たちと関わると、結果として傷ついて、悪口を言う羽目になります。
特に気をつけないといけないのが、自分と合わないクラスタに参加したとき、ズルズルと関係を続けて、そのクラストの悪口を公言することです。
そのクラスタが存在し続けているという事は、そのクラスタを大切にしている人がいることを証明しています。そのクラスタの悪口を言うという事は、そのクラスタへ攻撃することと共に、大切にしているひとに対して失礼な行為になります。何か一言いいたいこともあるでしょうが、それは、あなたと考え方が合わなかっただけで、善悪の問題ではなく相性の問題なのです。
また、診断士の世界は広いです、自分と相性を基準に別のクラスタを探しましょう。せっかくの、診断士ライフ。心身ともに健康に行きましょう!

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