中小企業診断士の1次試験の7科目の1つに「経済学・経済政策」があります。私にとって、ただの試験勉強ではなく、考え方が変わるきっかけになった科目です。得た考え方は、中小企業診断士の仕事でも役立っています。というお話です。
1.中小企業診断士試験はよくできている
中小企業診断士試験を勉強する目的は、資格を得る以外でもよいです。中小企業診断士になるための試験ですが、経営や店舗運営、生産管理や組織に関する知識が体系的にそろっているので、そういうことを知って、実務に活かすために勉強するために最適なものです。
2.もやもやが言葉で把握できた「市場の失敗」
説明されなければ、自分で発見することはできなかったと思うのが、「市場の失敗」です。
「市場の失敗」の原因に、独占、外部効果、公共財、情報の非対称性
がありますが、そのひとつひとつの現象をしって、弊害と対策を知ることで、世の中の見方がかわりました。
3.経済学を知る前は、説明できないことがたくさんあった
思い返せば、とある現象をみて、なんとなく嫌な感じがするけれど、それを説明できないことは沢山ありました。
そんな現象を経済学では論理だてて説明してくれました。さらに、グラフで説明してくれます。最初は、とっつきにくいグラフですが、そのグラフの線が動くことをイメージできるようになったら、腑に落ちました。
「経済学・経済政策」の試験科目設置の目的と内容を読む【中小企業診断士試験】【1次試験】【試験案内】
最初は、「経済学・経済政策」が苦手科目でした。それでも、勉強をし続けて、最後には、合格の決め手が「経済学・経済政策」でした。そういう意味でも、「経済学・経済政策」は、私を変えてくれた科目です。今では、中小企業診断士の仕事でも役立っています。
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