士業の周りには、さまざまな「ひよこ食い」がありますが、中小企業診断士ならば、「ひよこ食い」は見抜けるはずです。というお話です。
1.ひよこ食いとは
「ひよこ食い」とは、士業に成りたての人を「うぶなひよこ」に例え、それを、食い物にする業者や人のことです。
主なモノは、いらない書籍、効果のないプロモーション(インタビュー記事)、効果のないプロモーション(出版)、効果のないセミナー、不毛な下働きなどです。
3.見抜き方
中小企業診断士なら、まず、そのビジネスモデルを明確にして、お金とモノ、ベネフィットの流れを図にしてみてください。それぞれの要素の流れを精査し、おかしなところが見つかるはずです。何もしないのにお金を得ている人、やっていることのわりに多くお金を得ている人、実在しないモノやヒトなど、怪しいと感じれば、それは「ひよこ食い」です。
他に、提示されているベネフィットを自分が必要としているのか?効果と料金が見合うのかどうかも判断してください。中小企業診断士なら以上のことはできるはずです。
4.自分で見抜けない場合
自分で見抜けない場合は、周りの中小企業診断士にご相談ください。「ひよこ食い」を運営しているのが中小企業診断士の場合もあるので、関係者は避けて相談するようにしてください。