中小企業診断士になったばかりのときに頼れるのは、診断士受験で得た知識です。でも、その知識を示すだけではクライアントは納得しません。というお話です。
1.他人の知識
中小企業診断士の活動をするためには、知識が必要です。そのために、診断士受験を経て中小企業診断士となります。しかし、コンサルの現で、その知識を示すだけではクライアントの納得を得ることはできません。
ただインプットしただけの知識では、まだ、他人の知識です。とある新人診断士は、これはクライアントと言い合いになり、「これは、ナドラーというすごいヒトが言っていることだから正しいンだ!」と怒鳴ったなんて話もあります。まさに、他人の知識を借りた形です。
2.咀嚼
コンサルの現場で、知識を使えるようにするには、その知識を理解して、納得し、自分の言葉で説明できるように咀嚼することが必要です。そうするためには、頭を柔軟にすることや、その知識を違う角度から見ること、他の知識と比較すること、人間を理解すること、いろいろな経験をすることなどが役に立ちます。
3.インプットが前提
知識を咀嚼するためには、そもそも知識をインプットしなければ始まりません。診断士試験は不思議なモノで、診断士試験が終わった後、「もうこれ以上勉強したくない!」とはならずに「他のことを勉強したい!」となる人が多いです。ジャンルを問わずに、さまざまなインプットをして、咀嚼し、自分の知識として使えるようにしていきましょう!
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