中小企業診断士として活動を始めるとき、右も左も分からずに不安なモノです。そんなときに頼りになるのが元勉強仲間で先に合格した先輩診断士です。ですが、気をつけないといけないのも元勉強仲間で先に合格した先輩診断士だったりします。というお話です。
1.頼りになるのは、元勉強仲間で、先に合格した先輩診断士
元勉強仲間で気心知れている仲でも、中小企業診断士の世界で0年と1年の差は大きいです。さらに、経験年度の差がある場合はなおさらです。
右も左も分からない地では、経験を積んでいる先輩診断士が頼りになります。業界の仕組みや仕事の取り方、噂話や他の診断士のことなど色々と教えてくれたり、色々なところに紹介してくれたりします。
2.気をつけないといけないのは、元勉強仲間で、先に合格した先輩診断士
一番頼りになる人でも、注意が必要です。いくら気心が知れているといっても、信じ過ぎてはいけません。気を許していると付け込まれることがあります。
話している内容を鵜呑みにしないことです。すこし、疑って聞くくらいがちょうどよいです。その人の話は、あくまで、その人から見た世界なので、他にも情報を集めて、真意は自分で判断しましょう。
紹介される場所は、あなたのことを考えてなのか、そのヒトのためなのかの見極めも必要です。
3.即席コンサルファーム
一番気をつけないといけないのが、その人の配下に組み込まれることです。「仕事を紹介する」ということで、飛びついてしまいがちです。
仕事の紹介ならいいのですが、組織に組み込まれる場合は、注意が必要です。元営業の職種の方が、仕事を取ることは得意なので、仕事を取ってきてコンサルファームのような組織をつくる場合があります。
その場合、キチンと仕事を選んでいるのか?適性を考慮して仕事を回しているのか?取られるマージンは適切か?組織のマネジメントが出来ているのか?いろいろと確認しないといけません。
もしかしたら、元勉強仲間で、先に合格した先輩診断士がダークサイドに落ちているかもしれません。
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