百姓というコトバは、農民というイメージが強いですが、たくさんの生業を持つ人という意味もあります。私の中小企業診断士に対するイメージと一致します。というお話です。
1.百姓
落合陽一さんの「日本再興戦略」に、百姓について下記の様に書かれています。
百姓とは、単なる農民ではありません。言葉のとおり、百姓とは生業が100個ある人たちです。
(引用:日本再興戦略)
「百」は”たくさんの”を意味して、「姓」は、苗字以外に職業を示していたということです。農業以外にもいろいろな生業を持っていたことを示した言葉が「百姓」なのです。
- 作者:落合陽一
- 発売日: 2018/01/30
- メディア: Kindle版
2.中小企業診断士は百姓
私の中小企業診断士に対するイメージは、上記の「百姓」と一致します。中小企業診断士は経営支援する際に色々な役割を果たします。
実際に手を動かして、財務情報を整理したり、管理するためのフォーマットを整えたり、組織の中に入り込んでチームビルディングを行ったり、中にはプログラムを組むヒトもいたりします。
3.専門性
中小企業診断士として活動をはじめたばかりのときは、自分の専門性ってなんだろうと悩みますが、それまでの職業人生を振り返れば必ず見つかります。
自分にとっては当たり前すぎて気が付かないのです。それまで、生業としてきたことが、自分の持つ専門性です。