今まで中小企業診断士ってどんなことをしてきたのだろうと調べてみると、活動の形跡があまり残っていないことに気が付きます。そして、どんどん消えていくことにも気が付きます。というお話です。
1.中小企業診断士の活動の形跡のある場所
中小企業診断士は自分の活動を自ら残す人は少ないです。過去の中小企業診断士の活動の形跡を確認するとしたら、書籍か中小企業診断協会のホームページです。あとは、中小企業診断士が執筆した過去の記事です。特に、月刊「企業診断」のバックナンバーからは、中小企業診断士の活動の形跡を知ることができます。
2.消えていく中小企業診断士の活動の形跡
中小企業診断士の活動の形跡のある場所はありますが、実は、どんどん消えています。中小企業診断協会は比較的残っている方です。各都道府県協会のホームページは、リニューアルする度にリセットされるところが多いです。前年度の活動も消えていたりするので、最新情報を見ていないとイベントなどを見過ごすこともあります。
あと残念なのは、J-Net21(https://j-net21.smrj.go.jp/)にあった「中小企業診断士の広場」の記事が消えてしまったことです。新人診断士の体験談や診断士同士の対談などの記事が掲載されていましたが、J-Net21のリニューアルと共に記事がなくなってしまいました。
3.中小企業診断士は変化する
中小企業診断士の世界は変化しているので、J-Net21「中小企業診断士の広場」には、確かに内容が古いと感じるモノもありました。現状に合わない知識があっても、しょうがないというコトもありますが、過去にどんなことがあったのか、歴史を知ることで、今の活動に、活かせることもあったりします。
4.口伝
過去の出来事で現在も有効なモノは、変化を乗り越えて知恵となり、口伝で伝わっていたりします。中小企業同士の交流が今も盛んな理由は、そういう口伝でつたえることもあるかもしれません。
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