中小企業診断士同士の関係は多様です。それぞれの中小企業診断士に歴史があり、それぞれの関係性に歴史があったりします。診断士受験で一緒だった人が、同じ現場で中小企業診断士として同じ仕事をすることもあります。というお話です。
1.診断士受験仲間との別れ
同じ時期に中小企業診断士の勉強をはじめても、合格のタイミングが大きくずれる場合があります。そして、受験生と合格者とは関係が途切れる場合もあります。同じ受験生同士でも、多年度受験になってくると、勉強する場が変われば、関係が度切れる場合もあります。
2.診断士受験仲間との再会
合格のタイミングがずれる度合いは、数年の場合もありますが、多年度受験生は、十数年チャレンジするヒトもいるので、十年くらいの場合もあります。十数年ぶりの再会となると、お互いに年を取っていたりして、風貌が変化しているので、まさに、生き別れた人との再会という感じになります。あまりにも、風貌が変わっていると、名乗らないと気が付かない場合があります。
3.診断士受験仲間との再会
診断士受験仲間との再会の場は、診断協会のイベントだったり、個別の中小企業診断士の集まりだったり、診断士チームで受託した仕事の場だったりします。その再開の時までに、歩んできた道がことなるので、業界内でのポジショニングや仕事のスタンスが大きく異っていることがあります。
4.試験と仕事
受験生時代には、口に出しませんが、それぞれ、差を感じています。「経歴を聞いてもすごいし、試験の理解度もすごい」という感じで「試験格差」を感じます。それが、同じ仕事の場でも、口に出しませんが、「仕事格差」を感じます。「やっぱり、すごい」ということもあれば、「あれれ」という場合もあります。
5.仕事力
中小企業診断士になれば、試験のできは関係なくなります。試験勉強が苦手な人でも、クライアントの役に立つことを提供できれば、活躍できます。その仕事力は、それまでの働き方の蓄積です。診断士試験の勉強は大変ですが、仕事も大切にしてください。それは、決して無駄にはなりません。
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