中小企業診断士の仕事の多くは定性的ではないモノです。日々、新しい要件に対応するため、作業時間が読めないモノも多くあります。
予想より多く時間がかかるモノが増えると、時間が足りなくなって綱渡り状態になってしまうので要注意。というお話です。
1.読めない作業時間は避けられない
実際に、どんな作業が作業時間が読めない作業なのかというと、情報収集や分析、提案や新規セミナーの準備などの作業です。
これらの作業は、中小企業診断士の主な4つの仕事(経営支援、研修、執筆、補助金申請サポート)のすべてに含まれているので、避けることはできません。
2.自分の持っている「時間の量」と「仕事の量」を把握することが大切
当たり前のことですが、時間は有限です。作業に使える時間も有限です。
仕事をすればするほど、作業に使える時間が少なくなっていきます。自分が持っている時間以上の量の時間を消費する仕事を受けてしまうと、仕事が残ってしまうことになります。
3.時間は作れる
一方で、作業に使える時間は創り出すことができます。どうやるかというと、作業以外に使っている時間を、作業に使える時間に割り振ることで、作業に使える時間を増やすことができます。具体的には、移動時間や食事の時間、睡眠時間や余暇の時間に作業することになります。移動時間は時間の有効活用ですが、食事や睡眠、余暇の時間を作業に振るというコトはムリをすることになります。常態化すると健康やマインドにダメージが出てしまうので要注意です。
4.つなわたり
診断士の活動をはじめたばかりのときは、とにかく仕事が欲しい状態になります。そのうち仕事が依頼されるようになり、気が付けば多くの仕事を抱えるようになります。
その時に、自分の持っている時間以上の作業が発生すると、なんとか作業に充てる時間を増やして対応するようになります。そして、仕事を何とか完了していくつなわたり状態になってしまいます。しかし、それはムリをしている状態であり、いつまでも続くものではありません。
そうならないためにも、自分の持っている時間を把握して、仕事量をマネジメントしていきましょう。
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