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飲食店から異業種への業態転換の実話(カルチャーブレーン)

喫茶店から異業種に転換していく実話の動画を参考に、業態転換の事例として紹介します。動画を見ると、変わっていくキッカケやどう変化していったのか変遷が分かります。というお話です。
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1.時代に合わせて変化することが有効

変化する時代に対応するためには、自分自身も変化することが有効です。とは言っても、思い入れがある事業から別事業に変化することは難しいことです。
しかし、いくら思い入れがあっても時代に合わなくなると持続できません。特に時代が大きく変化するときには、時代の変化を見極めて、変化することが必要になります。

2.業界の発生から発展を追う

動画では、飲食店が、テーブルゲームのブームに関わったことをきっかけに、テーブルゲームのリースをするようになり、ハードウェアの製造、ソフトウェアの制作へと業態を展開した経緯を知ることができます。背景には、日本で起こったインベーダーブームや家庭用ゲーム機という新市場の登場と世間への浸透があります。
そのような時代の変化を追随して、自ら業態を転換した例として、その経緯やその時の心情もわかるインタビューになっています。

<カルチャーブレーンの変遷>

喫茶店(昼間)・パブ(夜)
     ↓
テーブルゲームを導入
     ↓
テーブルゲームのリース
     ↓
テーブルゲームの販売・リース
     ↓
ゲーム基板の販売・リース・改造・修理
     ↓
ゲーム基板の製造(ゲーム制作)、販売
     ↓
ファミコンソフト制作
     ↓
ファミコンソフト制作+ゲームスクール

3.業態転換の一例

今回の例は、新市場が生まれるタイミングの話なので、そのまま、すべての企業に当てはまるものではないですが、十分参考になるお話です。
今回の例から分かる業態転換のスキームは以下の通りです。

<業態転換のスキーム>

より儲かることを見つけること
     ↓
参入するために勉強すること
     ↓
参入のために行動すること
     ↓
実績を上げること

新型コロナウィルスで大きく変化していく時代は、ただ耐えていれば乗り切れるものではないと考えることもできます。
ただ耐えようとする企業に対して、色々な可能性を提言していく事も中小企業診断士の役割だと私は考えています。


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