中小企業診断士ウォッチャーのここだけのお話

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仕事への思い入れと、する仕事は一致しない

中小企業診断士になる人の中には、中小企業診断士になったあとにやりたい仕事へ思い入れがあるヒトがいます。しかし、思い入れがあるからと言って、その仕事が出いるわけではありません。というお話です。
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1.清野茂樹アナウンサー

 清野茂樹を御存じでしょうか?彼は、プロレスを愛するフリーアナウンサーです。彼は、小学校2年生の時、1981年4月23日に蔵前国技館で「タイガーマスクvsダイナマイトキッド」を観て、プロレスを実況する実況アナウンサーになることを決意したそうです。リングで活躍するレスラーにではなく、その横で実況していた古舘伊知郎アナウンサーに感化されたのです。夢は、テレビ朝日に入社して新日本プロレスの実況をすることでしたが、テレビ朝日への入社はできませんでした。その後、広島FMに入社しましたが、32の時にプロセス実況アナを目指して独立しました。
 その後、プロレス知識と愛情で、2015年に新日本プロレス、アメリカメジャー団体のWWE、アメリカの総合格闘技のUFCなどの3大メジャーのの実況をするようになりました。さらに、プロレスレコードを1000枚集めたり、本を出版したりしました。さらに、2016年に文京ピックで行われたイベントで、「1983年のアントニオ猪木vsハルクホーガン」の試合の実況を、古舘伊知郎の節の完コピで行っています。それほど、プロレスの実況への愛を持った人が清野茂樹アナウンサーなのです。

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2.野上慎平アナウンサー

 一方で、野上慎平アナウンサーという方がいます。テレビ朝日へ入社1年目でワールドプロレスリングの実況を担当して、現在も継続しています。入社当時、スポーツ全般が好きでしたがプロレスにはそれほど興味がなかったそうです。仕事を通して、現在はプロレスについて興味を持ち、詳しくなってます。

3.新日本プロレス1.4

 「新日本プロレス1.4」という新日本プロレスの一番の祭りがあります。しかし、その実況はキー局のアナウンサーしかできません。なので、清野アナは担当することができないのです。近年は、キー局のアナウンサーである野上アナが実況を担当しています。プロレスへの知識も情熱も人一倍もっていても、清野アナは担当できなのです。

4.仕事への思い入れと、する仕事は一致しない

 中小企業診断士でも同様です。中小企業診断士になる人の中には、中小企業診断士になったあとにやりたい仕事へ思い入れがあるヒトがいます。しかし、思い入れがあるからと言って、その仕事が出いるわけではありません。
 やりたい仕事を得るためには、その仕事ができる実績を積み、力があることを示して、その関係者と繋がることが必要なのです。力があっても関係者と繋がらない限り、その仕事が回ってくることはないのです。仕事への思い入れと、する仕事は一致しないのです。

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なんてことを、1月8日に放送されたラジオ「問わず語りの神田伯山」を聞きながら思いました。

「問わず語りの神田伯山」は、下記のアプリ「ラジオクラウド」で聞くことができます。
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