中小企業診断士の資格を取得して活動をはじめた人の中には、活動を辞める人がいます。その辞めた人の声を聞く手段があります。というお話です。
1.中小企業診断士の2つの面
中小企業診断士には2つの面があります。ひとつは難関試験としての面。もうひとつは、中小企業を支援する実務の面です。
勉強法を確立していて、継続的に勉強できる人が腕試しや腕を鈍らせないために、難関試験をクリアすることが目的として実際に受験しています。そして、ストレート合格などの目標を果たします。
2.診断士を辞める人
あまりにも簡単に診断士試験に受かったことで、資格に価値を感じることができずに、資格を失効する人もいます。また、勤め先の仕事を重視して診断士資格に意味を見出せない人や、活動をはじめたものの仕事や活動に馴染めずに他の道を探していく人もいます。他にも、様々な理由があると思いますが、診断士を辞めた人に会う機会がないため知る機会がありません。
3.辞めた人の声は貴重
何事でも、辞めた人の声を聞くのは難しいことです。辞めるというコトは、活動の場から去るコトであって、つながりがなくなるために声を聞けないのです。
辞める手続きの際にアンケートを取るという手段もありますが、その活動から離れることを決めたひとがこと細かく答えることを期待できません。
4.企業診断の新連載
そんな貴重な「辞めた人の声」ですが、さらに、中小企業診断士を辞めた人の声を聞くことができる連載が同友館の月刊「企業診断」ではじまりました。
その連載のタイトルが「私はこうして診断士をやめました」です。第1回が「夢の通過点」ということで、資格試験にチャレンジしようと思い立ったところから、受験、登録後の活動、今の活動、辞めた理由、今のキモチなどが書かれています。詳しく知りたい方は、同友館の月刊「企業診断」の2021年1月号のP103をご確認ください。
\ 応援ありがとうございます /