中小企業診断士について新聞に掲載された記事のタイトルが「中小企業診断士、「コロナ特需」に自戒」。というお話です。
1.中小企業診断士にスポットは当たらない
中小企業診断士は日陰の存在なので、新聞などに取り上げられることは稀です。これは、他の士業も同じなので憂うことはありません。
一方で、診断士が支援した中小企業が記事になることはあります。新聞でも取り上げやすいですし、診断士にとっても、支援した企業にスポットが当たる方がうれしいことです。
2.中小企業診断士にスポットが当たるのは「資格」としての面
中小企業診断士の「実務」にはスポットが当たらない一方で、「資格」としての面にはスポットが当たります。
士業の中でも人気があるといわれたり、AIに仕事がとってかわられない職業といわれたりして新聞などに掲載されたことがあります。
これはこれで、様々な人が資格としての中小企業診断士に興味を持ち、診断士受験をする人の掘り起こしにつながるので良いことです。
3.新聞記事「中小企業診断士、「コロナ特需」に自戒」
「中小企業診断士、「コロナ特需」に自戒」は、日本経済新聞(2021年5月12日付)に掲載された記事です。ネットでは下記のURLから読むことができます(登録が必要になります)。
記事の内容は、「診断ニュース 2021年5月号」に掲載された「補助金申請支援について-埼玉県中小企業診断協会の見解」を取り上げつつ、さらに厳しい口調になっている。「診断ニュース」はあくまで業界紙なのでクローズな影響力ですが、新聞に掲載されたことで、診断士業界が揺れることにつながりました。
4.期待
記事の中には、補助金申請のみの支援について厳しい意見が書かれている一方で、補助金申請支援について診断士が役立つことや、金融機関からの中小企業診断士に対する評価も書かれている。
これらの信用を裏切らないためにも、「各地の診断士には補助金申請と併せて本来の経営力向上の支援を忘れずに活動してほしい」と新聞記事の締めと同じ言葉で締めくくります。
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