補助金をきちんと活用することは、中小企業にとって有効なことで、社会にとって有益なことにつながります。国や自治体も社会に有益な効果を期待して、いろいろな補助金を作っています。というお話です。
1.お金が回る
補助金は、お金が回るようにできています。「もの補助」を例にしてみると、補助金を活用することで、新しい設備を購入すると、設備を販売している会社へお金が渡るだけではなく、その設備の導入によって、需要に対応するように供給できるようになったり、新たな需要を生み出すことができたりします。
そして、モノの流通量が増えて、販売店での売り上げも上がることになります。消費者は求めていたモノを手に入れられるようになり、もちろん生産者も儲かる。そして、国の税収も増える。
何もしなければ、何も起こらなかった所に、変化を起こす役割を果たすのが補助金です。
2.補助金申請支援の姿勢
補助金申請支援をする人達の中には「補助金を獲得します」という言葉を使う人たちがいます。中小企業診断士に知ってほしい中小企業診断士として紹介している黒澤元国さんは、「補助金を活用する」という言葉を使っています。
これは、使う言葉の違いではなく姿勢の違いです。「獲得」というと補助金申請の採択がゴールになりますが、「活用」というと補助金を使って新たな価値を生み出すことを示すことになります。当たらな価値を生み出すためには、申請のみではなく、実行の支援までが必要になります。「補助金申請支援について-埼玉県中小企業診断協会の見解」の記事の話とつながります。
3.事例:補助金によって地域を変えた方法
補助金(交付金)を活用して、さまざまな支援を掛け合わせて地域を変えた事例があります。
返済義務のない補助金と交付金の違いとは?それぞれの意味を分かりやすく解説
無理だと言われたワイナリーの創業を実現させ、他のさまざまな支援の結果、「主要5酒の蔵元がある地域」を誕生させています。
下記の動画のお話を聞いてみてください。(28:15から再生されるようになっています。)
youtu.be
「補助金は活用するもの」という言葉を心に刻んだ動画です。よろしければご視聴ください。中小企業診断士の可能性にあふれる話で元気がでます。
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