中小企業診断士の活動をはじめると、いろいろな人の集まり(クラスタ)があることがわかります。その中の「コンサルファーム的なクラスタ」のお話です。
1.新人診断士の悩み
新人診断士の悩みは、仕事を得ることです。多くの資格に言えることですが、資格を取得しただけで仕事が来るわけではありません。
2.先輩診断士の悩み
先輩診断士の悩みとして、「仕事がたくさん来て捌ききれない」ということがあります。新人診断士から見たら贅沢な悩みに見えます。断れない仕事があって、一方で自分の時間は限られている。他の診断士に振れるものは降りたいと考えている先輩診断士はいるのです。
3.組織化
新人診断士と先輩診断士のそれぞれの仕事に関する悩みを解決する方法の一つが組織化です。先輩診断士に来た仕事の依頼を組織として請け負って、組織内の診断士に配分するコンサルファーム的な組織です。
カリスマのクラスタと一見似ていますが、クラスタの中心が「組織」なのが特徴です。グループで仕事をすることもあって、企業内診断士の方も見かけます。
4.コンサルファーム的なクラスタの入り口
コンサルファーム的なクラスタの入り口は、プロコン塾などの一定期間の育成プログラムの後ろにあることが多いです。育成プログラムでの立ち振る舞いでフィルタリングされるところもあるようです。協会に関係のないところで実施されている育成プログラムでも実施されていることがあるので調べてみてください。
コンサルファーム的なクラスタの中には、落とし穴的なものもあるのでお気を付けください。
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