中小企業診断士の資格を取得して活動をはじめた人の中には、活動を辞める人がいます。その理由から見えてくる中小企業診断士の側面があります。というお話です。
1.診断士をやめた理由
企業診断2021年9月号の「私はこうして診断士をやめました」シリーズの第5回で中で、診断士をやめた理由として「これまでとはレベルが違う大きな仕事を経験する中で」で始まる文章で、診断士をやめた理由が書かれています。
それを読んで思ったことをブログ記事にしました。やめた理由の詳細は、「企業診断2021年9月号」をご確認ください。
2.独立診断士と大きな仕事
独立診断士として活動をはじめてもなかなか大きな仕事に出会うことはありません。理由は明白で、規模が個人ですし、独立診断士としての経験の年数が浅く、大きな規模の仕事の実績がないことです。
3.大きな仕事は企業内診断士
企業に勤めていると、大きな仕事をする機会には出会います。それは、あくまで企業の看板で来るものです。フリーランスだったら来ないでしょう。企業にいることで、このような機会が得やすくなります。
会社の経営資源を使いますが、実行するのは自分です。大きな仕事を経験することは、その後、診断士として独立するときにも役に立ちます。
4.大きな仕事をする中小企業診断士
大きな仕事をしている診断士はいます。大きくて多様なネットワークを構築して、経験もあり、その経験の中で、規模もステップアップしてきたベテラン診断士です。
つまり、企業に匹敵するような仕組みを、企業とは違う組織形態で構築することができるのが中小企業診断士です。万人ではないですができるのです。
同じ志を持った人たちが、組織を超えて連携するのが中小企業診断士の特徴であり、魅力でもあります。
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