2022年6月26日に京都にあるホテル「丸福樓（まるふくろう）」に宿泊してきました。そのレポートです。
レポート概要
丸福樓は2022年4月1日にオープンしたホテルです。場所は、京都の鍵屋町にあり、京都駅からタクシーで数分のところにあります。ホテルの区分の中では「ブティックホテル」に分類に当てはまります。宿泊費は6万円～14万くらいです（時期のより変わります）。
サービスの提供形式は「オールインクルーシブ」で、ホテル内での滞在を中心に楽しむホテルです。※食事なしの「素泊まり」もありますが、オールインクルーシブプランをおすすめします。
marufukuro.com
中小企業診断士的な視点から
観光によるインバウンドの状況と今後の機体
現在、日本のGDPが停滞している問題がありますが、その解決策のひとつとして期待されているのが「観光によるインバウンド需要」による外貨の取得です。実際に、2010年代以降訪日観光客数は激増し、それまで150万人くらいだったものが2018年には3,000万人になりました。
しかし、2019年に武漢ではじまった新コロナウィルスの感染が2020年に入り世界的に広がり、その影響により外国観光客の受け入れを制限せざるを得なくなりました。2022年にに入り新コロナウィルス感染の蔓延も少し落ち着きを見せ、2022年6月10日以降の外国人観光客の受入れ開始され、再び「観光によるインバウンド需要」による外貨の取得に期待が高まっています。
「2022年6月10日以降の外国人観光客の受入れ開始」
www.mlit.go.jp
「日本には｢高級ホテル｣が足りなすぎる」という問題が指摘されていますが、その問題に対応できるホテルの一つとして期待できます。
toyokeizai.net
日本の観光の現状について知りたい方は下記の書籍をお勧めします。
「新・観光立国論」（デービッド アトキンソン/著）
デービッド・アトキンソン 新・観光立国論 | デービッド アトキンソン |本 | 通販 | Amazon
中小企業診断士としての支援先の一つに旅館業も含まれます。知見を広めるためにも様々な価格帯のホテルの実態を知ることも大切です。
ホテル「丸福樓（まるふくろう）」は、世界的知名度のある任天堂の創業地としてのブランドと人気観光地である京都にある立地を生かして外国人観光客に対する需要が期待できます。さらに、「丸福樓スイート」なら広さもあり、京都を一望できるテラスデッキもあり、インバウンド需要のうち高所得者層を受け入れられるホテルとしても期待できます。
ホテルの区分
ホテルの区分は、日本と海外で異なります。日本の区分を見ると見慣れたもので内容も想像しやすく、国内需要に最適化していることがわかります。一方、海外の区分を見ると海外旅行の際に見かけた記憶があり、国内では体験できないサービスを受けられることを思い出します。物価の安い国ではラグジュアリーホテルでも泊まることができ、最高のサービスを受けることができました。
今回宿泊した丸福樓は海外の区分のブティックホテルに当てはまります。
日本のホテルの区分
・リゾートホテル
・アーバンリゾートホテル
・ビジネスホテル
・シティホテル
・エアポートホテル
・カプセルホテル
・ラブホテル
海外のホテルの区分
・ラグジュアリーホテル
・フルサービスホテル
・リゾートホテル・ヴィラ
・エコノミーホテル
・ブティックホテル
参考：【決定版！】ホテルの種類って何がある？｜海外のホテルについても徹底解説！ | 後払いホテル予約サイト minute
ホテルの運営会社「株式会社Plan・Do・See」
「丸福樓」は、オーナーと運営が異なります。株式会社Plan・Do・Seeがプロデュース・運営しています。事業内容は、ホテル事業、レストラン事業、ウェディング・宴会事業、アパレル事業、クラウドサービス事業。国内外に7つのホテル・旅館、９つのウェディング施設・レストラン、国内外に7つのレストランを展開しています（2022/6現在）。それぞれの施設はチェーン展開ではなく、店舗ごとに異なるコンセプトで運営しています。
ビジョン：
日本･世界の素敵な場所に
街の価値を上げ
関わる人すべてが誇りを持てる
最高に心地良い空間を作り
進化させ続けていく。
ミッション：
「日本のおもてなしを世界中の人々へ」
ホームぺージ
https://plandosee.co.jp/plandosee.co.jp
経営理念の言語化のために外部の企業を活用しています。*1
また、IT部署を作ったあとに外部顧問を参画させ活用してITイノベーションを実現しているようです。 *2
リピートという考えにくい婚礼サービスでも、視点を変えれば招待客は未来の顧客と考えられます。 *3
「働きがいのある会社ランキング」日本の大規模企業部門で2位、女性の働きがいでは1位を受賞して、評価されている株式会社Plan・Do・See社は、HR支援も展開しています。*4
滞在記
そんな、ホテル「丸福樓（まるふくろう）」についての滞在記を下記のリンク先にまとめました。
次の記事：
丸福楼（まるふくろう）滞在記① | ホテル「丸福楼」の概要 - 中小企業診断士ウォッチャーのここだけのお話
全記事：
www.marcop.info
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