中小企業診断士試験の最後の関門のひとつの実務補習では、5~6人でチームをつくります。そのチームにはさまざまな人がメンバーとして参加します。その中には、普段、人に指示を出して仕事を回している人もいます。問題は、そのスタイルを実務補習でもしようとすることです。というお話です。
1.ド迫力のオーラ
「ということで、じゃぁ、これをこんな感じでパワポにしといて」と言われ、思わず「はい」と返事をしてしまいそうになるほどのド迫力で指示をする人がいることがあります。聞くと、とある会社のかなり偉い人でした。見た目はエネルギッシュな高齢者で、これまで直接会ったことのないタイプの「偉いオーラ」が隠し切れない感じでした。ここでは、「指示おじさん」と呼ぶこととします。
2.みんな同じ立場
実務補習のチームの構成員は、さまざまな人の”るつぼ”です。これまで、歩んで来た道が違う人が集います。それでも、みんな同じ立場で、実務補習に参加しています。チームとして取り組みますが、それぞれ分担してやることもあります。誰かの担当分を代わりにやる余裕はありません。「指示おじさん」もおなじメンバーなのです。
3.チーム
「指示おじさん」とのファーストコンタクトでは面食らうと思いますが、気を付ける点は2つあります。
- 気を使い過ぎないコト
- 邪険にしないコト
気を使い過ぎて、部下の様に立ち振舞うことにならないように気を付けましょう。「偉いオーラ」の効果は強力です。あと、「指示おじさん」の立ち振る舞いに怒ったり、無視したり、邪険にしないように気をつけましょう。チームとしてサポートしつつ、実務補習を乗り切りましょう。
もし、この記事を読んでいるご自身が「指示おじさん」になりそうな人は、自分自身の行動を意識してコントロールしましょう。気を抜くと普段の行動パターンがでてしまいます。
\ 応援ありがとうございます /
ブログランキングに参加しています。上のバナーをクリックしていただけると励みになります。