中小企業診断士に限った事ではありませんが、セミナーをしたときに、コンテンツをまるまる欲しがる人がいます。というお話です。
1.パクらせていただきます!
とある研究会でセミナーをしたとき、感想で言われたのが「パクらせていただきます!」でした。
正確には、「良くまとまっていて大変良かったです。ちょうど、来月同じテーマでセミナーの依頼が来ていたので、パクらせていただきます!」でした。
あまりの突然のことで、閉口してしまいました。
2.オープンコンテンツの所では合言葉
以前、オープンコンテンツタイプの研究会に参加していた知り合いの中小企業診断士がおなじセリフを言っているのを思い出しました。そこでは、主催者のひとが「ぜひ。これをパクッてください」と言っているとのことでした。
その人が、Facebook上でのやりとりで「パクらせていただきました!」とお礼を言っていたので、そういう世界があるものだとは知っていましたが、そのセリフを言われてビックリしました。
3.後日談
その後、この件について、ベテラン中小企業診断士と話をしたところ「ひどいね。誰だ?」と言われましたが、ひどい話なんだと確認できました。
実際に、その人が、どこまで、どのように使ったかは報告もないため分かりませんが、facebookを見ているとその分野で評判がよくリピートが来たという話は書いていたので、うまくいったようでした。
4.クレクレタコラ
別のセミナーに参加したときに、「そのパワポくれますか?」という人と「あげません」と答える講師のやり取りを見たことがあります。パワポを要求した人の言い分は、「参加費を払っているんだから、そのパワポをもらう権利がある」的なモノでした。
5.バレる
知識を伝えるためのセミナーですが、資料作りには手間もかかっていて、資料には作った人に著作権もあるので、オープンコンテンツにしていないモノのパクリには要注意です。資料を見れば、誰が作ったのか分かる場合もあり、だまってパクっても、元の作者へまわりまわって話は届くものです。どこかでバレるものです。
その件では、パクって実施されたセミナー資料も回ってきましたが、最終ページだけが差し替えてあるだけの悪質なモノでした、そして、最終ページには、パクった人の連絡先と無断転載禁止について書かれていました。
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