中小企業診断士として評価を得ることができないと、仕事として継続することができません。そのために、セルフプロモーションで自分のことを伝えることも大切ですが、その前に、自分を育てるセルフプロデュースが重要です。そして、それは、受験期間に既にはじまっています。というお話です。
1.合格することは大切
診断士受験生の方は、日々、「合格」することへ向けて勉強をしていると思います。その中で、さまざまな工夫を講じています。でも、その時に、気を付けないといけないことがあります。
2.勤務中の勉強
職種、役職によって仕事中に勉強をしたり、勉強に関する作業をしている人がいるかもしれません。逆に、そんなことはできない環境にいる人もいます。私が受験していた頃には、実際に仕事中に、勉強をしていた人はいました。その人たちの話を聞いていたら、仕事を軽視しいる雰囲気もありました。
3.仕事への姿勢
中小企業診断士として活動すると、クライアント企業で真剣に働いている従業員の方とお話することがあります。その方と向き合う時に感じるのは、仕事に対する姿勢の強さを試されているということです。そこで、認められると、受け入れてもらえます。
そういうことを踏まえると、自分がどのような人になりたいのか人物像を描いて、受験時代の立ち振る舞いに気を配るのが大切だといえます。
4.コンプライアンスへの姿勢
昔と違い、今は、コンプライアンスに対する意識が高くなりました。どんな場面でも気をつけなければいけない時代になりました。仕事中に少しだからといって、内職をすることや、勤め先の設備(コピー機など)を私的な目的で使うなどの行動は、コンプライアンス違反になります。
受験期間から、変なクセが付かないように気をつけることは、セルフプロデュースとして捉えて取り組むことをお勧めします。知っている人が「うまくやっている」かどうかは関係ありません。自分がどのように振舞うのか、どんな人格形成をするのかは、自分で決めて制することが大切です。