中小企業診断士になると、多くの中小企業診断士に会う機会が増えますが、他の中小企業診断士がどんな活動をしているのかはよくわかりません。他の中小企業診断士がどんな活動をしているのか知ることができるのが5年に1回行われている「中小企業診断士活動状況アンケート」です。そして、今年(2020年)、回答するチャンスが今です!というお話です。
- 1.隣の芝生は青く見える
- 2.他の中小企業診断士の活動を知ることができる手段「中小企業診断士活動状況アンケート」
- 3.少ない回答率
- 4.2020年のアンケートはWebで回答できる!回答率の向上が期待できる!
1.隣の芝生は青く見える
中小企業診断士の活動をしていても、他の中小企業診断士がどんな活動をしているのかはよくわかりません。同期なら話の内容から仕事の種類は何となく推測できますが、どのように仕事をしているのかはまったくわかりません。ベテラン診断士になると仕事の種類すらわかりません。
相手の情報が少ない分、目立つ中小企業診断士のお話を耳にすると、なんだか羨ましく思ってしまいます。
2.他の中小企業診断士の活動を知ることができる手段「中小企業診断士活動状況アンケート」
知ることのできない、他の中小企業診断士の活動を知ることができる手段はいくつかあります。その一つが「中小企業診断士活動状況アンケート」です。いままで、2005年、2011年、2016年と約5年に1回実施されてきました。対象は、中小企業診断協会に所属している中小企業診断士です。
過去のアンケート結果は下記のページ(データでみる中小企業診断士)から見ることができます。
3.少ない回答率
せっかく、他の中小企業診断士の活動を知ることができる機会なんですが、回答率が低いです。しかし、粘円回答率が減っていて、2016年のアンケートの回答率はなんと!21.1%。回答者数は、約1,992名で、母集団(9,457名)に対してサンプリング数として十分(※適切なサンプリング数とは?アンケートサンプル数の決め方)ですが、下記の様に年々減っているのが現状です。
4,649名/8,376名(回答率55.5%)
2,102名/8,873名(回答率23.7%)
1,992名/9,457名(回答率21.1%)
4.2020年のアンケートはWebで回答できる!回答率の向上が期待できる!
いままでのアンケートは、アンケートの用紙に記入して郵送の形式でしたが、2020年のアンケートは、Webでの回答も可能になっています!
実際に、私もWebで回答してみました。らくちんです。ここだけの話ですが、私はいままで、アンケートに回答していませんでした。手間がかかるのと、なんとなく特定されるようでいやでした。でも、アンケートの詳細な情報は洩れることもなくm洩れ聞くこともないので、Webで手間もかからないので、回答してみました。
個人的な感想ですが、いままでのアンケートは回答する人に片寄りがあるように感じていたので、回答率が向上したときの結果が楽しみです。
Webアンケートは、中小企業診断協会から入れるマイページから入れます。
マイページの右下にリンクがあります。
今回の調査は、WEB回答できます。中小企業診断協会会員の方は、協会マイページにアンケートフォームへのリンクが貼られています。 https://t.co/XNkMy5ovu6 #smec https://t.co/cu3Min8NGh
— 福島正人(合同会社夢をカナエル代表・中小企業診断士) (@yumemax) 2020年11月3日
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