中小企業診断士に「勉強、大変だったんじゃないですか?」と聞くと、だいたいの人が「う~ん。まぁ、それなりに」と答えます。これは、言葉通りに受け取ってはいけません。というお話です。
1.中小企業診断士にあこがれる
中小企業診断士は、一般的にはまだまだ知名度は低いです。でも、中小企業診断士の受験をしている人には、知名度抜群です。私もそうでしたが、勉強の辛さを知っている分、尊敬度合いが増します。あこがれの目で見てしまいます。
自分が目指す場所である「中小企業診断士になる」に到達している人に対して、「勉強、大変だったんじゃないですか?」と聞いてしまいます。
2.中小企業診断士にあこがれる魔法が解ける
実際に、中小企業診断士になってみると、あれほど焦がれた魔法は解けます。現実が見えて、「これからどうすればいいのか?」という状態になります。なので、勉強が大変だったかどうかどころではないので、勉強の苦労の度合いに関する質問に対して「う~ん。まぁ、それなりに」と答えることになります。
3.本当は、言いたいことは山ほどある
でも、実は、診断士受験に対しては、言いたいことは山ほどあります。それぞれが、「施した工夫」「気づき」「発見したこと」「お世話になった人」「愚痴」など、さまざまなことの言いたいことがあります。話し出すと長くなりすぎるので、「う~ん。まぁ、それなりに」という答えで濁すという事もあります。
そして、そんな話は、現役受験生には役に立たないコトも知っています。人によって状態や環境がことなるので、真似てもしょうがないことが多いのです。
あと、話し出すと、厳しい自分がでてきてしまい、反感を買うぐらい厳しいことも言ってしまうので、詳しくは語らないということでもあります。