中小企業診断士の仕事は、幅広いので一言では言えないのですが、大きく分けると4つに分けることができます。というお話です。
1.中小企業診断士の仕事
中小企業診断士の仕事は、大きく分けると、次の4つに分けることができます。
- 経営支援
- 研修・セミナー・講演会
- 執筆
- 補助金などの申請支援
続けて、この4つについて概要を説明します。
2.経営支援
経営支援は、いわゆる経営コンサルティングです。これは、診断士受験生の方でも、想定内ではないでしょうか?では、実際、何をしているかと言われると答えられないのではないでしょうか?基本的には、企業の現状を把握し、経営環境を把握し、課題を見つけ、解決策を提示し、解決案を実行することを伴走型で支援するというフローになります。
中小企業診断士は、「中小企業の経営コンサルタント」といわれるので、誰もがすると思うでしょうが、周りを見ていると、実は、関わっていない人が多いように感じます。活動時間が平日昼間が中心になるので、特に企業内診断士の方は、関わりにくい業務なので、そう感じるのかもしれません。
3.研修・セミナー・講演会
研修・セミナー・講演会は、基本的に人前で話す仕事です。ただ話すだけではなく、テーマについて、参加者に理解してもらうことが必要な仕事です。形式もさまざまで、大きく分けると3つに分わけることができます。
- 社内研修
- オープンに参加者を募集するセミナー
- イベントなどでお話する講演
やり方も、テキストを使うモノや、ワークショップを行うモノなどいろいろです。
4.執筆
執筆は、基本的に文章を書く仕事です。これも、幅広くて、すべてを書き出すことができません。金銭は発生しませんが、一番身近なのは、所属協会の広報関連の記事を書くことです。他には、雑誌の特集や連載の記事を書くことや、書店に並ぶ書籍の原稿を書くことがあります。しかし、それ以外にも、さまざまなモノがあるのが執筆です。
5.補助金などの申請支援
補助金などの申請支援は、企業が補助金の申請をするときに支援します。補助金の中でも、経営計画を提出する必要がある場合などに、中小企業診断士が絡むことがあります。
少し、経営支援と重なる部分もあります。また、補助金の申請支援から、その後の経営支援に繋がることもあります。
補助金を使って導入した設備が、経営の足を引っ張ることになることもあるので、場合によっては、止めることも中小企業診断士の大切な役割と私は考えます。
補助金の申請という仕事の概要(3分でわかる中小企業診断士の仕事)
上記に書き出した仕事は、さらに、細かく分かれますし、他にも、さまざまな仕事がありますが、大きく分けると上記の4つに分けることができます。
中小企業診断士の仕事の概要を把握する助けになれば幸いです。
中小企業診断士の仕事。私は、中小企業診断士になってから知りました。
\ 応援ありがとうございます /
公開日:2020年3月30日
更新日:2020年5月19日