月刊企業診断の2020年11月号の特集に「ウィズコロナ時代に考える養成課程の魅力」という特集があります。その特集の中で、2つの養成機関の方へ取材した内容が掲載されています。その中で、受講者選考について書かれています。というお話です。
1.養成課程
中小企業診断士として登録するためには、1次試験後に、2つの道に分かれます。その一つが養成課程です。
2020年11月現在、中小企業診断士を養成する養成課程・登録養成課程実施機関は14あります。昔は、中小企業大学校のみでしたが、現在は、南は福岡から北は札幌など、地方にも登録養成課程実施機関が存在しています。
◆養成課程実施機関
独立行政法人中小企業基盤整備機構中小企業大学校東京校◆登録養成課程実施機関
法政大学
公益財団法人日本生産性本部
株式会社日本マンパワー
栗本学園(名古屋商科大学)
一般社団法人中部産業連盟
東洋大学
千葉学園(千葉商科大学)
兵庫県立大学
城西大学
一般社団法人福岡県中小企業診断士協会
札幌商工会議所
日本工業大学
大阪経済大学
(養成課程・登録養成課程実施機関一覧より引用)
2.法政大学大学院の受講者選考の流れ
対象者は、1次試験合格者なので、筆記試験は行わず、面接だけで合否を決定するとのことです。希望者は、MBAコースで研究するプロジェクト計画書を事前に作成して、面接で質疑応答を行います。そして、「1年間、本気になって勉強する覚悟があるか」を確認するとのことです。
特集では、受講者選考の流れ以外に、カリキュラムやコロナ禍の影響なども書かれています。詳しくは、月刊企業診断2020年11月号をご確認ください。
3.日本マンパワーの受講者選考の流れ
1月末くらいまでに申し込みをしてもらい、2月上旬に1次試験の範囲の筆記試験を行うとのことです。そこである程度の人数に絞り、翌週に個人面接とグループディスカッションで24名を選考するということです。
特集では、受講者選考の流れ以外に、カリキュラムやコロナ禍の影響なども書かれています。詳しくは、月刊企業診断2020年11月号をご確認ください。
4.養成課程機関によって受講者選考の流れは異なる
今回の特集では2つの機関が取り上げられていましたが、その2つを見ても、筆記試験が片方はあり、もう片方はないなど受講者選考の流れは異なります。それ以外にも養成課程機関はそれぞれ個性があるので、養成課程の道を選ぶ人は事前によく調べましょう。詳しく知るためには、OB・OGに話を聞くことがオススメです。あと、下記の記事で紹介している書籍もオススメです。
www.marcop.info
\ 応援ありがとうございます /