中小企業診断士試験の2次試験は難しいです。与件文に関する経験があると2次試験は難しくなる理由のお話です。
1.2次試験と実務との違い
2次試験は合格すると冷静に俯瞰して見えるようです。合格者の方が語るのは、「2次試験は”与件"を与えられる。実務は"与件"を作ること」です。
「2次試験は”与件"を与えられる。実務は"与件"を作ること」
実際に診断士活動を通して「実務は"与件"を作ること」というのは実感することです。
2.与件文はよくできている
2次試験の合格者が語るもう一つのことは「与件文はよくできている」といういことです。
設問に答えられる内容がすべて詰まっているのが与件文です。さらっと読んで解けるモノではなく、合格者の回答を見ると与件文の奥深さがわかるものです。
3.経験があると2次試験は難しくなる理由
2次試験の合格者が語る経験があると2次試験は難しくなる理由は、「与件文はきれい」ということです。この「きれい」というのは、実務と比較してきれいということです。
実務では、ぞれぞれの事情が絡んだり、人間関係も絡んで複雑なものです。しかし、それでは試験に向いていません。なので、与件文はリアルさを求めているのではなく、あくまで試験用なのです。それでも、経験があると思考をじゃましてしまいます。試験は、試験として解く必要があるのです。
下記の動画でも26:20あたりで、経験があると2次試験は難しくなる理由について語っています。
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