昔と比べ、中小企業診断士の名前はだいぶ知られるようになってきました。でも、中小企業診断士の数はまだまだ少数で、レアな存在です。
- 1.中小企業診断士の知名度
- 2.中小企業診断士に関わらない人たちから見た中小企業い診断士の印象を知ることができるYouTube
- 3.中小企業診断士に関わらない人たちから見た中小企業い診断士の印象
- 4.中小企業診断士に関わらない人たちから見た中小企業い診断士の印象に対する感想
- 5.世の中の中小企業診断士に対する理解度
1.中小企業診断士の知名度
中小企業診断士の知名度は、昔と比べだいぶ知られるようになってきました。それでも、「国家試験」という側面が多く、実際にはどんなことをしてくれる人たちなのかというのは、まだまだ知られていないという印象です。
地域差はありますが、中小企業診断士と関わることで、診断士の実態を知っている中小企業経営者が多い地域もあります。当たり前ですが、中小企業診断士が活動しない領域では実態を知られていません。
それでも、必要とする中小企業経営者たちに中小企業診断士の存在を知ってもらうのは今後とも課題です。
2.中小企業診断士に関わらない人たちから見た中小企業い診断士の印象を知ることができるYouTube
昔と比べ、中小企業診断士の名前はだいぶ知られるようになってきたので、YouTubeを検索すると、中小企業診断士について話題にしている動画が見つかります。
YouTubeの中には、「著名人が一般の人からの質問に答えるという形式の動画」が存在します。
その中から、中小企業診断士に関する質問だけを切り抜いた動画を参考に、中小企業診断士に関わらない人たちから見た中小企業い診断士の印象を見てみましょう。
(補足)
西村ひろゆきさんは掲示板「2ちゃんねる」を作った人です。これまでもネットの中では超有名でしたが、ネットを仕事で使う程度であればあまり知らなかったかもしれません。
それでも、ひろゆきさんを知らなくても「2ちゃんねる」は知っている人が多いのではないでしょうか?
最近、テレビやネット配信番組への出演も増えているので、それで、最近、知った人も多いかもしれません。YouTubeを見る人ならひろゆきさんの動画がお勧めに出てきて、その内容に興味を持っている人もいるかもしれません。
3.中小企業診断士に関わらない人たちから見た中小企業い診断士の印象
動画の中では4つの質問に対して、ひろゆきさんがアドバイスや回答をしています。
①中小企業相手のコンサルする人へのアドバイス
②「学生が中小企業診断士の資格を取得したら就活の際に役立つか?」という質問に対するアドバイス
③資格そのものが役立つかという質問への回答
④「中小企業診断士に価値があるのか?」という質問に対する回答
4.中小企業診断士に関わらない人たちから見た中小企業い診断士の印象に対する感想
①中小企業相手のコンサルする人へのアドバイス
「中小企業診断士資格の勉強をしている将来起業したい人へのアドバイスがほしい」というコメントへの回答は、最終的に中小企業診断士は関係ない回答になっています。
中小企業診断士の資格なしでコンサルタントとして独立するなら「お金持ちの経営者の知り合いを増やす」という回答は的確だと思います。しかし、中小企業診断士は診断士が仕事を得るチャネルはたくさんあります。中小企業診断士として活動するなら情報を得るためにも「中小企業診断士の知り合いを増やす」ことを私はお勧めします。
中小企業診断士について詳しく知らない人に「中小企業診断士」に関する質問をしても、「中小企業診断士」に関する回答は得られません。中小企業診断士について名前は知っていても実業までは知られていないのが現状です。
②「学生が中小企業診断士の資格を取得したら就活の際に役立つか?」という質問に対するアドバイス
ひろゆきさんの回答は「就職したい業界による」でした。
中小企業診断士の資格で得れる「知識」をアピールするとその通りだと思います。中小企業診断士の試験をクリアした「継続できる力」などの「能力」をアピールは業界問わずに評価されるはずです。
③資格そのものが役立つか
ひろゆきさんの回答は「ないよりもあったほうがよい」でした。
資格全般に言えますが、資格が役に立つかどうかではなく、自分が役立てることができると思う資格を選ぶのがよいです。中小企業診断士でも取得してから「どうやったら役に立つのか」について悩む人は結構います。
また、回答の中で「M&Aをやるような会社に勤めるのであれば資格が評価される」というお話をしています。確かに、M&Aに関わっている中小企業診断士は存在しますし、就職した中小企業診断士もいます。
あと、「中小企業診断士一本で独立して飯を食いますっていうと、なかなかキツイんじゃないかな」とおっしゃっていていますが、実際には食べていけます。すべての中小企業診断士が診断士一本で食べているのかというと違うので、外れてもいない回答かと思います。
④「中小企業診断士に価値があるのか?」という質問に対する回答
要約すると「中小企業診断士は企業価値の算定やP/S、B/Sを見るときに役に立つけど、資格を持っているからと言って生活できるかというとかなり厳しいのではないか」という回答でした。「企業価値の算定やP/S、B/Sを見るときに役に立つけど」というのは中小企業診断士に対する一般的なイメージなのかと思いました。
5.世の中の中小企業診断士に対する理解度
一般的に中小企業診断士に対する理解度は低くて、知っている人でも「企業価値の算定やP/S、B/Sを見るときに役に立つ」程度の認識です。
誰でも知っているほど知名度を上げる必要はないですが、中小企業が困ったときに「中小企業診断士」が選択肢に上がるくらい中小企業診に関わる人の間で知名度が上げる必要はあるのかと思います。そのために、中小企業診断協会も、知名度向上に取り組んでいます。診断士バッチもその一つだったりします。
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