中小企業診断士の活動をしていて思うことは、行動すると見えるモノがあるということです。中小企業診断士の活動の一区切りを5年とするとわかりやすいです。というお話です。
1.レトロスペクティブ・センスメイキング(retrospective sensemaking)
「レトロスペクティブ・センスメイキング」という言葉をご存知でしょうか?私は知りませんでした。「世界標準の経営理論」の第23章のP427に出てくる言葉です。
例えば、ある森を初めて探検する人が、いくら入り口の前で森の中の状況を推測しても、自分が何に遭遇するかわからない。探検者は、森に飛び込むことで初めて...(略)...森を抜け出た後になって、「ああ、あれはこういう事態だったのだな」と納得(センスメイキング)するのである。これを、レトロスペクティブ・センスメイキング(retrospective sensemaking)という。
(引用:世界標準の経営理論より)
2.中小企業診断士の世界
中小企業診断士の資格を取っただけでは何も起こりません。皆さんは、中小企業診断士の資格を自らの意思で取得して、「意図的な変化」(intended change)を起こしました。意図的に人生の戦略変換を行ったのです。でも、それは、いままで行たことのない新しいことなので、センスメイキングが重要になるのです。センスメイキングのためには、その世界に飛び込んで経験して「ああ、あれはこういう事態だったのだな」と納得するが必要です。
3.まずは、一歩進むこと
中小企業診断協会のイベントは春先などに開催されます。それまでにもできることはあります。より多くの中小企業診断士に会ってみることをお勧めします。その後、実務補習を経験し、中小企業診断協会やその他の組織など活動する場所へ飛び込みましょう。
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