中小企業診断士になるためには試験をクリアしないといけないですが、試験勉強するためにはお金が必要です。
1.独学1年目(1次)に必要なお金は約9万円
診断士試験にチャレンジしようと考えたとき、独学の人は、まず、「テキスト」と「問題集」を買います。テキストで知識をインプットして、問題集でアウトプットすることで知識の定着を確認します。問題集はあくまでテキストで得た知識の確認なので、実際に出題される問題に適応できているか確認するために「過去問」を購入するのが定番です。
テキストと問題集は、値段は1冊1,600円から3000円くらいです。過去問は解答の解説付きのものが1,700円くらいなので、7科目分を揃えると、約20,000円になります。さらに、弱点を克服するために参考書やドリル的な問題集を別途購入したりします。他に、模試を受ける場合、10,000円くらい別途費用が掛かります。あとは、受験料が13,000円です。
2.多年度になるとさらにお金がかかる
そして、多年度受験生となると、その年度ごとに出費が増えることになります。独学を続ける人でも、「経営法務」や「中小企業経営・中小企業施策」などの科目は最新の情報が必要なため、テキストと問題集を買いなおすことになります。他に、2年目も過去問、模試、中小企業白書は買うことになります。
1年目よりも安くはなりますが、合格しない限り続きます。そして、テキストが自分に合わないと思えば、テキストをすべて買いなおすこともあります。