中小企業診断士試験の最後の関門のひとつの実務補習は、実際の企業に対して、診断業務を行います。リアルの現場でもありますが、指導員が参加メンバーをサポートする学びの場でもあります。というお話その2です。
1.実務補習は学びの場でもある
実務補習が必要な日数を修了すれば、いよいよ中小企業診断士としての登録になります。その時までに、より多くの経験をして、ひとりの中小企業診断士として行動できるように経験を積む場でもあります。
2.黙っていれば恥をかかない
実務補習にたどりつくまでに、企業診断に関する知識やスキルがついているので、企業を診ると、さまざまな考えが浮かんできます。でも、一方で、その考えが間違っていたら恥ずかしいという思いもでてきて発言しにくいと思ってしまいます。
実務補習では、パワフルな人がいるので、その人の意見に乗っかり、自分の意見を主張せずに終わらせることも可能です。意見を言わなければ恥をかかずにすみます。
実務補習では、パワフルな人がいるので、その人の意見に乗っかり、自分の意見を主張せずに終わらせることも可能です。意見を言わなければ恥をかかずにすみます。
また、黙らせるテクニックを使用してくる人もいます。
3.行動しないと何も変わらない
発言しないということは、自分では何も行動しないということです。チームで行動するときは、誰かが行動することで物事は進みますが、中小企業診断士として登録したあとは、ひとりで行動しなければなりません。
うまくいっていない状況を変える仕事をするのですから、そのための行動を起こせないと何もできないことになります。
4.最初から結論は出ない
実務補習は、意見を主張し、相手の反応も受け止め、考えることの練習にもなります。最初から全員が合意するような意見は出せません。さまざまな角度から診て、議論し、最終的にチームメンバーで合意できるゴールを見つければよいのです。
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