中小企業診断士の主な仕事のひとつに「執筆」がありますが、その「執筆」のリアルについてのお話です。今回は、企画編です。
1.簡単ではない
執筆は、動作でみれば「文字を書く」だけのことですが、これが簡単ではありません。診断士受験生のうち2次試験の勉強をしている方は、わかっていただけると思います。
2次試験とことなるのは、企画というプロセスがあることです。
2.執筆の企画
執筆の案件としては、すでに企画が通ったあとから参画することが多いですが、自分で企画して提案することもできます。
このプロセスはクリエイティブな作業になります。楽しめる人は楽しめて、辛い人は辛い。得意不得意がわかれるところになります。最初は、他者の企画に参加して、「執筆」を体験することをお勧めします。中小企業診断士の世界には、執筆者を求めている案件はいろいろとあります。探してみてください。
3.執筆の企画のプロセス
実際の企画のプロセスについて説明します。まずは、事前のマーケティングをしっかりすることが必要です。提案する媒体の読者を想定して、どんなニーズがあるのかを調べ、自分なら何について書くのかテーマを探り、そのテーマのターゲットは誰なのか?そもそも、そのターゲットは存在するのか?提案する媒体にふさわしいか?既に他の人が書いていないか?などといろいろと考えます。
そして、編集者の厳しい審査が待っています。自分の宣伝目的とか、関係する人・組織の宣伝目的などは見抜かれます。あくまで読者の役に立つかどうかが、中小企業診断士の執筆には求められます。
企画が通ったら、いよいよ執筆の作業に入ります。実際の執筆については、後日、別の投稿でご紹介させていただきます。
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